ロボットコンテスト全般の内容を詳しく。

今日はロボットコンテストの為に、朝の六時に起きた。
それで、六時四十分くらいに家を車で出て、
六時五十五分に学校に着いた。
七時集合のはずなのに、ほとんどの人がいた。
気合が入ってるのか、気が早いのか。
そうしている内、バスが来て出発。
バスに緊張をのせて走る。
一時間くらいかけて到着。
建物の中に入ったら丁度良い具合に
自分の車で来た僕のチームの操縦者がいた。
それで奥の方にある休憩所みたいな場所で、
一つのテーブルとイスを僕の中学が座る。
それで端っこの方に移動して、僕が操縦者に色々指導した。
ちょっとタイヤが外れかけていたので、またしっかり付け直した。
それで受付にロボットを持って移動して、受付の人に
「○○中学の○○のチームです」と報告して、
ゼッケンと参加賞を預かった。
参加賞は工具だった。
そして操縦者がゼッケンをつけた。
それで、また操縦者に指導していたら、
開会式が始まるということなので会場に入った。
それでロボット展示室をちょっと見て自分たちの席に移動した。
この時に、操縦者が居なくなった。
探したが見つからないので、
その内見つかるだろうということになり、自分達の席に移動した。
そしたらすぐに操縦者が僕達の所にきた。
それで開会式が始まる寸前だったので、操縦者だけ開会式に出た。
先生が操縦者以外にも開会式に出ろって言ったので、
僕達も開会式の所へ行った。でも良く分からなかったから戻った。
代表者が色々な話をして開会式終了。
それで操縦者が僕達の席に戻った。
それで第一試合目が始まった。僕達は確か第二試合だった。
第一試合をやっている時に、「時間を無駄にしないようにしよう」ってことで
また操縦者に指導した。この指導で操縦がかなり上手くなった。
指導するスペースが小さいので、そのスペースにフロッピーケース四個くらい、
フィルムケース五個くらい本番と同じように置いてやった。
因みに僕のチームが出た競技は、「より高く!,より多く!」。
それで二試合目が始まる前にロボットを持って競技場に行った。
勿論、電池を新品に換えた。
それで、「三、二、一、Go!」始まると同時に皆が準備していたロボットが
一斉に動き出した。僕達のロボットは、最初にアームをぎりぎり下に下げて
フィルムケースに向かっていった。
フィルムケースを一つ持ち上げて、フロッピーケースの上にのせる。
それでまたフィルムケースを一つ持ち上げて同じフロッピーケースの上に
のせる。それで、欲張ってフロッピーケースにのっている
フィルムケースの上にもう一個フィルムケースをのせようとして、
のったが誤ったらしく崩れた。
練習では出来たのだが。
因みに、僕達のチームは一点だった。
最初の試合なので、すごく緊張したらしい。しょうがない。
気になる相手の点数は………



一点。

「……同点か。負けるよりは良いな。」



それで後から再度同じチームと戦うことになった。
それで後から戦う前にまた指導。これで七点は確実に取れるようになった。
それでまた戦う時がきた。
「三、二、一、Go!」またまたいっぱいあるロボットが一斉に動き出した。
アームをぎりぎり下まで移動して、フィルムケースの前にアームを移動して
アームに引っ掛けて、フィルムケース一個を持ち上げる。
フロッピーケースの上にそのフィルムケースをのせる。
フィルムケースのある場所にロボットを移動させる。
微調節をし、一気にアームをフィルムケースに引っ掛ける。
そして持ち上げる。さっきのフロッピーケースの上にもう一個のせる。
またフィルムケースをアームに引っ掛け、さっきのフロッピーケースの
上にのっかっているフィルムケースの上に積み上げる。
これで7点取れた。まだ時間が残っていたが、もう一個のっけようと思った所で
終了。
気になる相手の点数は…



七点。
……また同点か。
相手は最後逆転して七点を取った。逆転さえ無ければ…と思った。



そして、敗者復活戦ではなく予選復活トーナメントに出ることになった。
僕達のチームをあわせて三チームある。
その内の二チームが決勝出場となることになった。
予選復活トーナメントをやることになった。
少ししたら予選トーナメントが始まるので
競技場で練習をしていた。その時、相手のロボットも見た。


「強そう…」


そして予選トーナメント本番、このチームは消えていた。
放送で呼んでもこないので、順番を換えることになった。
さっき見学したロボットと全く違うロボットが競技場に姿を現した。
さっきよりも強そう。
「三、二、一、GO!」一斉に動き出す。
僕が競技場に入って操縦者にアドバイスを与えた。
あっという間に競技は終了した。
相手はダントツで勝利。
そしてさっき消えていたチームと戦うので、また放送で呼ぶ。
上位二チームが決勝進出できるので、このチームが来なかったら
僕達は一勝もしないで決勝進出できることになる。
いくら呼んでも来ない。
「リタイアでいいですねー?」
この放送の後にも、現れなかった。
これで僕達の決勝進出が決まった。
もう昼なので弁当を開封して
食べ始めた。そして食べていた時に午前の部終了。
放送が流れた。
「弁当は上の方でお食べ下さい」
僕達の中学校は普通の所で食べていたので
皆が片付ける。
それで競技場を出て、階段を上る。
あきらめて帰っていくチームも見かけた。
上の方に到着したので、食べる席を探す。
僕達のチームは僕達の中学校の場所で食べずに上の席に移動した。
上の方からみる競技場は広かった。
それでまた弁当を開封して食べ始める。
食べている内に弁当の姿が消えてゆく。
友達も食べ終わった。あと一人が食べ終わってなかったから
外が見える所に移動。友達と気抜きをやった。
やがて友達が食べ終わり、友達が弁当を片付ける。
また階段を下りて競技場に入る。
残りが三十分くらい余ったので操縦者の指導をすることにした。
次の戦いで決勝進出かどうか決まるのだ。
指導をしているとあっという間に午後一時になった。
ここでカラクリが披露された。僕は全く興味がないのでロボットを
操作していた。思ったより簡単に積み上げられた。
5分くらいでカラクリが終了。
勝戦が始まるので、ロボットを持って自分達が戦う競技場を探した。
「あれ…?無いぞ…」
いくら探しても見つからない。
友達が聞いてきた所、何故か予選トーナメントで落ちていたそうだ。
二チームが出れるって聞いたはずなのに。あっちのミスだろうか。
僕はいつまでも否定し続けたが、結局意味を果たさなかった。
同じ中学で、僕のチームと戦っても勝てないロボットが決勝にでた。
そのロボットが当たったチームは、何も積み上げられなくて此方が全部勝ったのだ。


運も実力のうち。


まさにそのことだ。
当たった相手が弱くて決勝に出たと違って、他の人たちは勝ち進んできたロボット。
流石に勝てるはずはない。思った通り負けた。
「より多く,より高く!」部門は全滅した。
「あの壁を越えろ!」は観覧していないので分からない。
自分の競技に集中していたのだ。
「より多く,より高く!」部門の決勝戦を見た。
シャベルカーのようなロボットや筒に入れて積み立てるロボットなど
決勝競技場ではアイデアがいっぱいあふれ出していた。
ついに最後の二チームが戦う。


「三、二、一、Go!」
人々に見守られながらロボットが動き出す。
「がんばれー」の声援が聞こえてくる。
「五、四、三、二、一、終了!」
この瞬間歓声が沸きあがってきた。
同じ学校の人が喜びのあまり抱き合ったりしていた。
確か、二十四点くらいだった。
今年のロボットコンテストは中途半端にやってきたことをこの瞬間に後悔した。
そうして操縦者は閉会式へ行く。
色々な方々の話が終わり、インタビュー。
そして授賞式。トロフィーを受け取っていた。
イデア賞とかもあったが、僕の中学校は何の成果も得ず終わった。
しかし、ロボットを製作してきた経験が唯一の成果と言えるのだろうか。
一回一回、トロフィーや賞状が手渡せられている時に
精一杯拍手をした。
それで閉会式が終わって、大会が終わった。
そして、「来年は絶対優勝する」と心に誓って会場を去った。