本当のこと。

●本当のこと。
去年僕は、毎パソ決勝で和文中学生の部全国2位をとった。
その時は、自分の力を過信していた。


しかし今では、自分の力に全然過信してはいない。
むしろ言うなら、自分の力は全くないと思ってる。
皆は自信を持てとか言ってくるけど、本当に自信は持てないし、こんな自分が情けない。
確かに打鍵とかタイピングモナーとかではそれなりの記録を出してるけど…。
ぶっちゃけると、タイピングモナーとか打鍵とかの記録は、慣れれば誰でも900打(打鍵)とかスコア3700超え(タイピングモナー)なんて出せると思ってる。


こんなことを思うようになった理由は、去年の決勝大会直後におきた事件にある。
まず、自分の力を過信しすぎていた自分がいて、そこに町の役場事務所の方からメールがきた。


「**** 様
今朝(22日)、**先生からご連絡いただきました。
全国2位及び文部科学大臣奨励賞おめでとうございます。
〜中略〜
本当におめでとうございました。
**町総務部情報グループリーダー ****」


中略してあるが、そこには町に大会のときの写真を送ってくれとかが書いてあった。
理由は、町のウェブサイトに記載するためだ。
なのでそのときに、写真を数枚メールで送った。


関係ないが今このメールを見ると、本当に嬉しくなる。
皆本当に心から祝ってくれてるし。



11月25日


**さんからメールが来た。
その人は決勝大会の練習はあまりやってなくて最高スコアが1505らしい。
この時、地味にコツコツ練習していた自分が馬鹿に見えてきた。
僕は地味に練習して、最高が1366しかとれない。


その時に自信をなくした。
上にも書いたが、あまりにも自分が馬鹿馬鹿しく思えた。
こんな実力がない奴が全国2位と、他の頑張ってきた人たちに申し訳ない気持ちになった。



11月26日


僕が、上に書いた通りに話すと先生が怒り出した。


「お前が馬鹿馬鹿しくやるために俺は面倒くさい書類を今まで作ってきたのか!」


この時はクラス全員がいるところで怒られた。


そうして家に帰って、先生から電話がかかってきた。
そうしてすごい勢いで怒鳴りつけられた。



「お前は全日本タイピスト連合の人たちにはかなわない!才能はないんだ!」


この一言で、僕は全ての自信を失った。
本当に悔しくて泣いた。
本気でこんな言葉を怒鳴りつけ、突きつけてきて自信を失わない人はいないと思う。




…とまぁ、こんな感じで今は全く自信を持ってない訳です。
クレペリン検査とかでも、もっと自分に自信を持てとか書いてあるしね…。
でも、もう自信を取り戻すことはないと思う…。


でも、やっぱり毎パソはやる。
怒鳴りつけられてから数日はかなり落ち込んでマイナス思考でしたが、力がなくても僕が活躍できる場面は毎パソしかない!と思ったからだ。
タイピングの自信はないけど、毎パソは一生懸命やります。
何だかんだいっても、やっぱり頑張って目標を達成したときの達成感はすごいものだし、皆が心から祝福してくれるし。


●上のは何だったんだ
いや、なんか毎パソのことを考えてたら昔そんなことがあったなぁ、と思って書いたわけです。
いや、必ずしもネタがなかったってことではないですよ?